観光庁が10日に発表した主要旅行業43社・グループの2023年6月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が19年同月比で29.0%減となる2838億3350万円だった。19年同月比において海外旅行、外国人旅行については、前月と比較するとほぼ横ばいの状況。国内旅行は約9割となった。
総取扱額が19年度実績を上回ったのは、東武トップツアーズ(2.3%増)、WILLER(15.7%増)、ケイライントラベル(49.1%増)、富士急トラベル(31.0%増)の4社だった。
分野別に見ると国内旅行の取扱額は同11.6%減となる1937億7727万円。阪急交通社(51.4%増)、東武トップツアーズ(27.7%増)、郵船トラベル(27.6%増)、旅工房(91.8%増)、富士急トラベル(29.6%増)など12社が19年度実績を上回っている。
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