観光庁がこのほど発表した主要旅行業者43社・グループの2024年2月の旅行取扱状況(速報)で、総取扱額は2019年同月比21.9%減・2023年同月比27.1%増の2867億9059万円となった。
このうち国内旅行は19年比12.3%減、23年比7.5%増の1726億3910万円、海外旅行は19年比34.2%減、23年比80.0%増の1024億7549万円。訪日旅行は19年比21.4%減、23年比43.6%増の116億7600万円となった。
総取扱額で19年を上回ったのは8社で、このうち取扱額が最も大きかったのが東武トップツアーズ(0.4%増・79億2061万円)、伸び率が最も大きかったのはエスティーエートラベル(36.6%増・8億1645万円)だった。一方で23年を上回ったのは34社で、JTB7社計(41.8%増・1111億2454万円)をはじめとした上位5社は全て23年を上回った。
国内旅行で19年の取扱額を上回ったのは11社で、JTB7社計(21.7%増・765億8335万円)が取扱額のトップだった。最も伸長したのは郵船トラベル(38.5%増・1億3171万円)だった。一方で23年を上回ったのは24社で、トヨタツーリストインターナショナル(99.8%増・9186万円)が約2倍となった。
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