主要旅行業43社、11月の総取扱額は23.7%減、国内・訪日の減少響く


 観光庁が1月12日に発表した主要旅行業者43社・グループの2023年11月の旅行取扱状況(速報)で、総取扱額は2019年同月比23.7%減の3372億444万円となり、昨月に比べ減少幅が0.8ポイント拡大した。国内旅行は15.7%減の2182億6002万円、訪日旅行も23.7%減の184億7909万円となり、ともに減少幅が拡大。一方で海外旅行は36.9%減の1004億6533万円となり、減少幅が縮小した。なお、観光庁では2023年1月分から前年比を公開していない。

 総取扱額で19年の実績を上回った会社は4社で、このうち取扱額が最も大きかったのは郵船トラベル(4.6%増・28億1212万円)、伸び率が最も高かったのはWILLER4社計(19.5%増・17億2712万円)だった。一方、取扱額が19年の5割未満だった会社は6社だった。

 国内旅行で19年を上回ったのは8社で、取扱額が最も大きかったのは阪急交通社2社計(9.8%増・164億7159万円)、伸び率が最も高かったのはケイライントラベル(106.4%増・4168万円)だった。一方で取扱額が19年の5割未満だった会社は9社で、19年は取扱いがあったが今年はなかった会社は菱和ダイヤモンド航空サービスの1社だった。

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