観光庁が12月13日に発表した主要旅行業者43社・グループの2023年10月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が19年同月比で22.9%減となる3471億8801万円だった。対19年同月比において国内旅行と外国人旅行は前月と比較すると増加した。海外旅行はほぼ横ばいの状況となった。
総取扱額が19年度実績を上回ったのは、郵船トラベル(41.1%増)、WILLER(23.9%増)、ケイライントラベル(17.5%増)、三菱伊勢丹ニッコウトラベル(9.9%増)など8社。
分野別に見ると国内旅行の取扱額は同8.7%減となる2240億8255万円。郵船トラベル(70.4%増)、三菱伊勢丹ニッコウトラベル(69.0%増)、ケイライントラベル(50.6%増)、旅工房(35.5%増)など14社が19年度実績を上回っている。
海外旅行の取扱額は同44.4%減となる976億7051万円だった。19年度実績を上回ったのは、郵船トラベル(38.8%増)、ケイライントラベル(15.8%増)、テック航空サービス(10.1%増)、エスティーエートラベル(7.3%増)など7社。
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