鉄道旅客協会が10月31日に発表した主要旅行業12社の今年9月の旅行販売概況は、総取扱額が前年同月比0.4%増の2747億3482万円だった。2カ月連続で前年実績を超えた。内訳は、国内旅行が同0.4%増の1582億5794万円、海外旅行が同2.0%増の1110億809万円、外国人旅行が同29.4%減の39億3744万円、その他が同1.8%減の15億3135万円。
総取扱額では12社中6社が前年越えした。前月よりも5社増えた。
国内旅行は5社が前年実績を上回った。同12.4%増と2ケタ伸ばしたトップツアーの好調が目立つ。
海外旅行は7社が前年比増。東武トラベルが同45.0%増と大きく伸ばした。外国人旅行は取り扱い11社中2社が前年越えした。
今年4月からの累計は、総取扱額が前年同期比10.0%減の1兆4408億1611万円だった。総取扱額の累計が前年を上回っている事業者はない。
分野別の累計額は、国内旅行が同10.9%減の8605億3342万円、海外旅行が同6.6%減の5545億6456万円、外国人旅行が同46.7%減の166億6699万円、その他が同7.0%減の90億5114万円だった。