
鉄道旅客協会が8月28日に発表した主要旅行業12社の今年7月の旅行取扱額は、前年同月比1・3%増の2972億299万円だった。内訳は、国内旅行が1・7%減の1840億4298万円、海外旅行が6・0%増の994億2096万円、外国人旅行が13・0%増の119億2057万円、その他が5・0%減の18億1848万円。
総取扱額が前年を上回ったのは、ジェイティービー、京王観光、農協観光、読売旅行を除く8社。このうち西鉄旅行は2桁増だった。国内旅行は名鉄観光サービス、京王観光、西鉄旅行、日通旅行、阪急交通社、ジェイアール東海ツアーズの6社が前年比増。海外旅行は9社、外国人旅行は7社が前年実績を超えた。
今年4月からの累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比3・0%増の1兆1346億7029万円。各社の状況を見ると、農協観光、読売旅行を除く10社で総取扱額が前年同期を上回った。
分野別で見ると、国内旅行は1・3%増の7125億4293万円、海外旅行が6・1%増の3566億4333万円、外国人旅行が7・9%増の580億5306万円、その他が0・6%減の74億3098万円。
前年同期実績を超えたのは、国内旅行は9社、海外旅行は11社、外国人旅行は11社。