
鉄道旅客協会が4月26日に発表した主要旅行業12社の今年3月の旅行取扱額は、前年同月比0・8%増の2933億8870万円だった。内訳は、国内旅行が4・2%減の1861億3404万円、海外旅行が7・7%増の872億1788万円、外国人旅行が27・0%増の169億377万円、その他が33・2%増の31億3302万円だった。
総取扱額が前年を上回ったのは、日本旅行、KNT―CTホールディングス、名鉄観光サービス、読売旅行、日通旅行、阪急交通社の6社。分野別では、国内旅行は日本旅行、名鉄観光サービス、阪急交通社の3社が前年比増となった。海外旅行は8社、外国人旅行は8社が前年実績を超えた。
2016年度の累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比5・1%減の3兆2191億7977万円。総取扱額が前年同期を上回ったのは名鉄観光サービスのみ。
分野別で見ると、国内旅行は6・5%減の2兆1070億1974万円、海外旅行が5・1%減の9323億661万円、外国人旅行が15・7%増の1566億2084万円、その他が10・0%増の232億3258万円。国内旅行で前年を上回ったのは名鉄観光サービスと日通旅行。海外旅行は2社、外国人旅行は11社。