観光庁が9日に発表した主要旅行業者43社・グループの2024年6月分の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が23年同月比2.7%増、19年同月比26.6%減となる2916億6253万円となった。23年同月比では、国内旅行は下回ったが、外国人旅行は横ばい、海外旅行は上回った。19年同月比では国内・海外・外国人旅行のいずれも下回った。
総取扱額が19年同月を上回ったのは、WILLER(39.4%増)、ケイライントラベル(32.5%増)など8社だった。
分野別に見ると国内旅行の取扱額は23年同月比9.0%減、19年同月比19.4%減となる1765億9074万円。日産クリエイティブサービス(42.5%増)、WILLER(30.7%増)など10社が19年同月を上回った。
海外旅行の取扱額は23年同月比33.6%増、19年同月比37.3%減となる999億5308万円だった。19年同月を上回ったのは、九州旅客鉄道(288.2%増)、南海国際旅行(51.2%増)など8社。
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