丸ビル内レストラン「小岩井農場TOKYO」、9月12日改装オープン


 東京駅直結のオフィス商業ビル、丸ビル内に店舗を構えるレストラン「小岩井フレミナール」は9月12日、「FARM DINING&CAFE 小岩井農場TOKYO」として改装開業した。

 前身の小岩井フレミナールは、2002年の丸ビル全面改装オープン時から17年にわたり営業。本格的なリニューアルは、開業以来初めての実施となる。同店は、岩手県屈指の観光名所である小岩井農場を運営する小岩井農牧が100%出資する子会社、小岩井ファームダイニング(辰巳俊之社長)が運営している農場直営のレストラン。全55席で、少人数の宴会、パーティーに対応する個室を2室用意している。近隣企業就業者のランチ利用や懇親会のほか、東京駅舎を眼前に望む立地もあり、結婚を控えた両家の顔合わせなどで利用するケースも数多くあるという。

 今回のリニューアルでは、店名の変更以外に、小岩井農場のサイロや牛舎、森をイメージさせる赤と緑をアクセントカラーとした内装の施工、農場の木材や南部鉄器を使用した食器の採用、メニューの大幅なリニューアルなども併せて行われた。

 提供メニューのリニューアルの指揮をとった加藤純司取締役料理長は、「レストランのコンセプトは『まきばのオーベルジュ』。単なる洋食ではなく、『まきば料理』として楽しんでもらいたい。小岩井農場というと乳製品をイメージする人が多いと思うが、提供する食事を通して、野菜や牛肉なども生産していると知ってもらえるとうれしい」とリニューアルの狙いを語った。

 料理長のお薦めメニューは、農場で生産されるチーズを使ったチーズフォンデュ(ランチ限定)、岩手山周辺の溶岩を使った特注プレートで調理される小岩井牛の肉盛り(ディナー限定)だ。提供される料理には、岩手山南麓に広がる自然の中で徹底した品質管理のもと飼育された牛、チーズ、卵、野菜などの小岩井農場で生産する素材を数多く採用し、農場産品以外にも岩手県内で生産した素材が多数使用されている。

 同店の川上元久支配人は「東京で『小岩井農場』を感じてもらいたい。現地に足を運んでもらうきっかけとなれば」と、リニューアル効果に期待を寄せた。

 営業時間は、ランチ営業が午前11時から午後4時、カフェ営業が午後2時から4時、ディナー営業が午後5時半から11時(日祝祭日は午後10時)。

 アクセスは、JR東京駅丸の内南口から徒歩約2分、地下鉄丸の内線東京駅から徒歩約1分。

 問い合わせ先は、小岩井農場TOKYOTEL03(5224)3070。ホームページは、https://www.koiwai.co.jp/restaurant/kftokyo/index.html

店内の様子

料理(イメージ)

 

 
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