中部広域観光推進協議会は12月に「中部9県観光検定」を実施する。中部の観光魅力を知ってもらい、情報の質を高めることで誘客につなげるのが狙い。合格者には合格認定証を贈るとともに、希望に応じて観光ボランティアにも推薦する。
検定は同月23日に名古屋(愛知県産業貿易館)と金沢(石川県研修センター労済会館)で行う。9県(富山、石川、福井、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀)をエリアとする観光地理、観光資源および観光政策に関する問題を出題する。
学歴、年齢、性別、国籍などに制限は設けず、誰でも受検できる。ただ受検料は1500円かかる。申し込み期限は10月末だが、定員(名古屋130人、金沢100人)になり次第締め切る。
来年1月以降に合否を決定、合格者のみ認定証を同封する。また、「成績優秀者は観光ボランティアに推薦するとともに、各県1カ所以上の観光施設について、割引または無料入場という特典を付ける」という。
問い合わせはTEL052・602・6651。