観光事業者などの中小企業の販路開拓や販売力強化を支援するオンライン説明会「販路開拓サポートＤＡＹ秋」が11日にライブ配信される。主催は、国の中小企業政策の実施機関、中小企業基盤整備機構（以下、中小機構）。観光事業者向けの支援策を紹介する番組もあり、参加を呼び掛けている。事前申し込みが必要。締め切りは11月10日。
オンライン説明会は、中小機構が2008年度から実施している「地域活性化パートナー制度」の事業の一環。大都市圏や全国規模で活動する流通業、情報サービス業、観光業など147の企業・団体をパートナーに登録し、マーケティングや販路開拓に関して中小企業を支援している。
11日午前10時～午後5時の間に8番組を配信する。参加対象は全国の中小・小規模事業者、中小企業支援機関の担当者。Ｚｏｏｍで配信。後日、ＹｏｕＴｕｂｅでアーカイブ配信も予定している。
観光事業者向けの番組では、中小機構の支援メニューや支援事例の説明のほか、旅館・ホテルの集客支援ツールとしてインフルエンサー・マッチングプラットフォーム「ＳＯＣＩＡＬＰＯＲＴ」、デジタルマップ「Ｇｎｏｍｅ」などの紹介がある。
また、旅館・ホテルなどの料理やオリジナルグッズ、体験プランの販路拡大に関しては、人気通販カタログ「通販生活」や、タイムラボの富裕層向けＥＣサイトなどの活用について提案がある。
詳細、申し込み方法は、中小機構のウェブページ（https://www.smrj.go.jp/sme/new_business/product/pcgpup0000006mw8.html）に掲載されている。
