
日本政策金融公庫はこのほど、中小企業景況調査の2月分を公表した。同月の売上DI(季節調整値)は前月比10.8ポイント減のマイナス8.2だった。前月は7カ月ぶりにプラス水準に回復したが、再びマイナス水準に落ち込んだ。今後3カ月の売上見通しDI(同)もマイナス水準に落ち込んだ。
売上DIは前月比で売り上げが増加の企業割合から減少の企業割合を引いた値。
6の最終需要分野別では、全てが前月から低下し、マイナス水準となった。食生活関連が前月の2.6からマイナス10.1、乗用車関連が同9.2からマイナス5.5に落ち込んだ。
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