岡山、広島、山口、鳥取、島根の中国地方5県の関係者や観光キャンペーンスタッフらでつくるPRキャラバン隊が3日、東京都台東区の観光経済新聞社を訪れ、各県いち押しの観光トピックスを紹介した。
おかやま観光フレンズの大野昌実さんはフルーツの収穫体験を取り上げ、「今は白桃などが食べごろ」と話したほか、フルーツ満載のパフェが50店で味わえる「フルーツパフェの街」を掲げる岡山市を紹介した。
10周年を迎えた「しまなみ海道」を紹介したのは、広島ええじゃんレディの伊藤綾香さん。「車でだけでなく、自転車や徒歩でも本州〜四国を渡れるのはしまなみだけ」とレンタサイクルでの旅の魅力を語った。
山口県観光フレンズの西田園子さんは今年開洞100周年を迎えた秋芳洞や風光明媚な景観で人気を集める角島の魅力を取り上げた。また7月末の豪雨被害については「観光に支障はない」と話し、「防府のハモもおいしい時期なのでぜひ」と来訪を訴える。
来年1月3日まで鳥取砂丘で「砂で世界旅行・オーストリア編」を「テーマに砂像を展示する「砂の美術館」を開いている鳥取県は、とっとり観光親善大使の中原詩織さんがその見どころを説明した。「昼もいいが、夜はライトアップもあって素敵な雰囲気」とすすめる。
出雲大社本殿の大屋根の特別拝観を取り上げた、しまね観光大使の渡邉麻美さんは、「普段見られない本殿のしかも大屋根を、触れられるほど近くで見られるのは60年に1回の大改修の時期ならでは」と拝観を呼び掛けた。