ANAグループは7月28日、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界自然遺産登録、「北海道北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録を祝した取り組みを発表した。記念ロゴデカール機の就航や、世界遺産を巡る遊覧チャーターフライト、エコツアーを実施する。
同グループは、これまでに環境保全、地域創生に向けた取り組みを推進。今回2件の世界遺産登録を受け、(1)世界遺産登録記念ロゴデカール機の就航(2)「ANA FLYING HONU」で世界遺産の上空を巡る遊覧チャーターフライト(3)世界遺産周辺を満喫できるエコツアー―を行う。
記念ロゴデカール機は、ANA3機(B787、B737、DHC8―Q400)、Peach1機(A320)を用意。7月29日から国内線で順次運航を始めている。運航終了時期は未定。
チャーターフライトは、9月25日に沖縄・那覇で催行。那覇空港発着で、世界自然遺産に登録された沖縄本島北部、徳之島、奄美大島の上空を巡る。料金は1万4800円(エコノミークラス席通路側)から。
エコツアーは、奄美大島で金作原原生林を現地ガイドと巡るほか、カヌーでマングローブの水路を探検するツアーなどの販売をしている。