
旅館会館で行われた神事
岐阜県下呂市の下呂温泉で8日、湯の恵みに感謝する恒例の「下呂温泉神社例祭」が開かれた。
例祭当日はあいにくの雨模様となった下呂温泉街。予定されていた参進行列や「せんごまき」は中止となり、神事のみが旅館会館で執り行われた。
同例祭は1989年に山形・出羽三山の湯殿山神社から分霊を受け、毎年10月8日に下呂温泉旅館協同組合などが温泉への感謝を込めて行われている。
祭典委員長の齋藤正巳氏(睦館社長)は「平成元年の分霊から31年がたち、今年は新しい令和の時代を迎えた。天下三名泉といわれる高温・良質の豊富な温泉が未来永劫湧くことを祈念したい」とあいさつ。神事執行後は、直会(懇親会)が開催され、地元関係者らが参加した。
旅館会館で行われた神事