
ジェットタオルプチ
スピード乾燥と維持費の安さや、ペーパータオルなどと比べて紙ゴミを出さない省資源性が評価されているジェットタオルだが、小規模施設では、採用したくても設置するスペースが確保できないところも多く、小型の製品が求められていた。
三菱電機は、風で水滴を吹き飛ばすハンドドライヤー「ジェットタオル」の新製品、「ジェットタオルプチ」を12月20日から発売する。比較的小規模施設向けで、従来設置が困難だった狭いスペースにも設置できる。
ジェットタオルプチは、従来の壁掛け設置タイプとは異なり、洗面台カウンターの上面に設置する形態を採用。据付台の大きさを直径約15センチとコンパクト化を図った。ジェットタオルシリーズ最小のコンパクトボディで、これまで設置することが困難だった狭いサニタリーでも標準的な洗面台さえあれば設置できる。
従来の壁掛け設置タイプは水滴を受けるためのタンクが本体に内蔵されているため、タンクに溜まった水を捨てるなどの作業が必要だったが、ジェットタオルプチは水捨てが不要なのでメンテナンスも簡単だ。
乾燥も両手を同時に乾かせるほど広い範囲に吹き出す「マルチワイドノズル」で、8〜12秒のスピードを実現。吹き出された風は洗面ボウルに到達するまでに弱まるよう工夫しているため、ボウルからの吹き返りや水滴の跳ね返りを抑える。
この件についての問い合わせ先は、三菱電機中津川製作所(TEL0573・66・8219)。

ジェットタオルプチ