いよぎんホールディングス(HD)は4月、2026年度を最終年度とする3カ年の中期経営計画を始動させた。10年先を見据えた新中計の狙いや重点戦略を三好賢治社長(伊予銀行頭取、64歳)に聞いた。
――新中計の柱は。
「過去3回の中計における積極的なデジタル実装で、人とデジタルを融合させた『DHD(デジタル・ヒューマン・デジタル)モデル』はある程度形ができた。新中計では人(ヒューマン)にフォーカスを当て、DHDモデルの昇華を目指す」
――具体的には。
「DHDモデルの最終目標は、捻出した時間でお客さまとの接点を増やして課題の解決に向けること。役職員のマインドセットや行動の変革などに取り組み、職員のやり がいや存在感を高めていく」【記事提供:ニッキン】
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