三井住友カードとオンライン決済ソリューションを提供するSBIベリトランスは1月下旬から、中国で幅広く利用されているキャッシュカードブランド「銀聯カード」が使える日本国内の小売店などを中国人に紹介するサイト「ジェイジェストリート(傑街同歩)」を開く。中国人の訪日旅行者が旅行前に買い物の計画を立てやすいようにし、同カード加盟店への訪問客を拡大する狙いがある。
ジェイジェストリートでは、銀聯カードが使える店舗の紹介と各店舗で買える商品の情報などを掲載する。中国にいるうちに、どこで何を買うかを検討できるため、中国人訪日客の買い物ニーズを後押しすることも期待できる。
同サイトの出店企業に対しては、翻訳、顧客サポートなどのサービスを一貫して提供。PR情報を用意するだけで手軽に中国人利用者への訴求力ある企業紹介ページを持てるようにした。
ジェイジェストリートには現在、西武百貨店やそごう、ヨドバシカメラ、プリンスホテルなどが参加する。出店目標は、1年間で300社。