内閣府がこのほど公表した今年8月の景気動向指数（ＣＩ、2015年＝100）の改訂値は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.9ポイント増の79.2と、3カ月連続で上昇した。先に公表の速報値（79.4）から0.2ポイント下方修正した。ＣＩ一致指数の基調判断は「下げ止まりを示している」と、速報段階同様、1年3カ月ぶりに判断を引き上げた。前月まで12カ月連続で「悪化」の判断だった。
数カ月先の景気を示す先行指数は前月比1.7ポイント増の88.4と、3カ月連続で上昇。速報値（88.8）から0.4ポイント下方修正した。
