一休は1日、国内航空券付きパックツアー「一休.com Pack」の販売を始めた。一休.comのサイト上で、希望する宿泊施設とJAL便を選んで購入するフリープラン型商品。宿泊と航空券をまとめて予約購入できるようにすることで利便性を高め、同社サイト利用者の拡大を図る。
羽田、中部、関空・伊丹・神戸、福岡・北九州の4地域7空港からの発着を設定した。割安なパッケージツアー用の航空券などを活用した商品で、「他社のフリープランやダイナミックパッケージと比べて、価格競争力のある販売価格を設定した」(同社)。
対象旅館ホテルは、沖縄7施設(ザ・ナハテラス、ザ・ブセナテラス、ジ・アッタテラス・クラブタワーズ、SPA RESORT EXES、ホテル日航アリビラ・ヨミタンリゾート沖縄、喜瀬別邸HOTEL&SPA、サイプレスリゾート久米島)、北海道6施設(札幌グランドホテル、札幌パークホテル、シェラトンホテル札幌、ロテル・ド・ロテル、ノボテル札幌、札幌後楽園ホテル)、兵庫1施設(夢乃井庵夕やけこやけ)の計14施設。施設数は順次追加する。
旅行企画・実施は、一休が27.7%を出資する旅行会社、タイムデザイン(東京都港区)が行う。
10月30日付で同社に約3千万円を出資、持ち分法適用会社としている。
一休は今年1月、JR東日本と組んでインターネット限定のJR券付き国内パック「びゅう de一休」を発売。これで一休が契約する高級宿泊施設に陸路と空路、それぞれの足がついた旅行商品がそろったことになる。