一休、インバウンド宿泊予約市場に参入へ


 高級旅館ホテル予約サイト運営の一休はインバウンド宿泊予約市場に参入する。今年12月に一休.comの英語版サイトを開設。訪日外国人旅行客と日本在住の外国人による利用を狙う。

 一休が抱える富裕層を中心とした既存会員160万人以外からの需要を掘り起こすことで、同社の右肩上がりの成長路線を維持したい考えだ。

 「08年度は、サブプライム住宅ローン問題、原油高、世界的な景気後退などを背景に、高級シティホテルへの外国人の出張宿泊需要の減少が予測される。減少で、ホテルから一休.comへの提供客室が増加し、その結果取扱客数も増えるだろう」(一休)。

 景気低迷と過当競争で都心の高級ホテルの稼動率の低下がささやかれる中、一休はこれを商機ととらえる。

 09年3月のシャングリラ東京、10年のパークハイアット横浜など高級ホテルの新規開業も追い風とみる。

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第37回「にっぽんの温泉100選」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2023年度「5つ星の宿」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第37回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2023 年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月22日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒