リーガロイヤルホテル京都は、「お年賀キューブシュークリーム」を三が日限定で販売する。
雲母唐長×リーガロイヤルホテル京都「お年賀キューブシュークリーム」は、通常販売しているキューブシュークリーム「4 saisons du Japonais(キャトル セゾン ド ジャポネ)」を三が日限定で、京都で 400 年続く日本唯一の唐紙屋を継承する「雲母唐長(きらからちょう)」の文様を用いた、年始にふさわしいスイーツを販売します。四角く焼きあげたシュー生地にパティシエこだわりのホイップクリームとカスタードクリーム入りの「プレーン」とチョコレートのホイップクリームとカスタード入りのお正月限定フレーバー「ショコラ」の2種を2個ずつ化粧箱に詰めた4個セットのキューブ型シュークリーム。「プレーン」には江戸時代から唐長が伝えている良き事を呼び寄せ、運気上昇を願う吉祥文様「天平大雲(てんぴょうおおぐも)」を。限定フレーバーの「ショコラ」には雲母唐長とリーガロイヤルホテル京都のコラボ文様で縁繋ぎや繁栄、変化の祈りを込めた「想いのたけ 巡るつき」の文様と金粉をあしらいました。お年賀の熨斗には、縁起の良い吉祥文様と四季折々の吉祥文様が楽しめる「カレ・ド・パピエ」全20種をランダムに用意。価格は2022年に合わせて2,022円(税込)で販売します。
唐長文様を通じて、皆様の1年が良き年になるよう想いを込めた3日間限定の商品です。
詳細については次の通りです。
雲母唐長×リーガロイヤルホテル京都
「お年賀キューブシュークリーム」販売 概要
【場所】
オールデイダイニング カザ(1階)
【販売時間】
10:00~21:00 ※無くなり次第、販売終了となります。
【販売期間】
2022年1月1日(土・祝)~3日(月)《3日間限定》
【内容・料金】
- お年賀キューブシュークリーム 1箱4個入り(化粧箱入り・お年賀熨斗付)2,022円
《プレーン・ショコラ 各2個入り》※1個:一辺約5.5㎝
◆天平大雲 ~プレーン~ 豊穣、縁つなぎ、商売繁盛、運気上昇
天平時代の香りが漂う雄大な雲魂を細い尾で連結した連雲は、吉祥をもたらす瑞雲。雲は雨を呼ぶことから実りと豊穣を表し、良き事を呼び寄せ、運気上昇を願う。江戸時代から伝わるこの文様の板木は、唯一無二の歴史の価値を表しています。
◆想いのたけ 巡るつき ~ショコラ~ 縁繋ぎ、繁栄、変化
雲母唐長とリーガロイヤルホテル京都とのコラボレーション文様。
竹の節の中に繰り返す月の満ち欠けを表現。縁がつながり、繁栄してゆくこと、時代に応じて変化し、成長してゆくという意思と願いが込められている文様
※テイクアウトのみの販売。ご予約も承ります。
※上記料金は税金(8%)を含みます。
※各種割引優待不可
※お渡し日当日中にお召し上がりください。
< お客様お問い合わせ先 >
リーガロイヤルホテル京都
オールデイダイニング カザ
〒600‐8237 京都市下京区東堀川通り塩小路下ル松明町1番地
TEL:075-361-9226(直通)
https://www.rihga.co.jp/kyoto/restaurant/list/kaza
【ご参考】
- 雲母唐長(KIRA KARACHO)について
雲母唐長は、寛永元年(1624)に京都で創業した約 400 年続く日本唯一の唐紙屋を継承。 唐紙師トトアキヒコと創業家の千田愛子が京都・嵯峨の地にて唐長を受け継ぎ、伝統的な襖や壁紙をはじめ、寺社仏閣などの文化財修復まで、現代の人々の暮らしに多種多様な唐紙の美を広く世界に伝えている。その長い歴史と愛着から、京都では親しみをこめて「からちょうさん」と呼ばれている。
雲母唐長では、唐紙の文化を伝えるとともに、紙以外の異素材や他者とコラボレーションしたプロダクトを発表するなど、文様と色の美を通じて人々の暮らしを豊かにしたいとの思いをこめたモノづくりをしている。 また、長い唐紙の歴史において初めて美術(アート)として作品を発表し、伝統的な唐紙に新しい道を切り拓いた。
【雲母唐長HP】http://www.kirakaracho.jp
- 雲母唐長 唐紙師
■トトアキヒコ
唐長の文化を継承する唐紙師。従来の唐長の唐紙を継承した襖や建具、壁紙、唐紙を用いたパネルやランプなど、現代の暮らしに合うさまざまな唐紙を制作している。唐紙をアートにした第一人者であり、唐紙の芸術性を追求し、点描とたらし込みを融合させ自らの指で染めていくトトアキヒコ独自の技法「しふく(Shifuku)刷り」や「風祈」から生まれる深淵な青い唐紙作品は、八百万の神様や精霊とともに手がけた詩情が宿るスピリチュアルな<トトブルー>と愛され、公共、商業施設、個人邸に納め続けている。
2010年、MIHO MUSEUMに作品「inochi」が収蔵・展示されると、史上初のミュージアム・ピースとなった唐紙として話題を集め、2014年には、東京国際フォーラム・相田みつを美術館で唐紙の歴史上初めてとなる唐紙アートの美術展を開催。 名刹養源院に奉納されたアート作品「星に願いを」は、俵屋宗達の重要文化財「唐獅子図」と並んでいる。同寺にある俵屋宗達の重要文化財「松図」の唐紙修復も手がけ、三十三間堂本坊 妙法院門跡、名勝・無鄰菴、護王神社などにも唐紙を納めており、京都だけにとどまらず全国の寺社仏閣から唐紙を依頼され、唐長として伝統の継承を行いつつ、現代アートなる唐紙の世界を築き、前人未到の道を切り拓いている。
2015年9月、言霊と撮りおろした写真をまとめ、初エッセイ「日本の文様ものがたり」(講談社)を刊行。 2018年7月、百年後の京都に宝(心)を遺す文化プロジェクトを提唱し、「平成の百文様プロジェクト」主宰。江戸時代より先祖代々受け継いできた600枚を超える板木に加える新たな100枚として、唐長の新しい歴史を担う。2020年4月、新たに書き下ろした文様ものがたりのエッセイと唐紙の過去と今と未来を伝える雲母唐長のブランドストーリーブック「人生を彩る文様」(講談社)、同年7月には、「雲母唐長 文様レターブック」(青幻舎)を千田愛子と共に刊行。
■千田 愛子
1624年(寛永元年)創業の唐紙屋『唐長』現当主11代目千田堅吉の長女として唐長を継承し、次代を担う。唐紙師である夫トトアキヒコと共に、唐長を世界と後世に伝えるための活動をしている。 11代目より唐長のDNAとしての色彩感覚を一番受け継いでいると認められた感性を活かし、幼少期より培われたその類希なる色彩感覚により、唐長の新境地として、従来の壁紙、襖紙の世界から新たにカードの世界を開拓。10代の頃から発表し続けている千田愛子の唐紙カードの世界は、独特の色彩感覚によって、老若男女問わず幅広い世代にファンが多く、海外でも好評を博している。
また豊かな感性を活かし、「KIRA KARACHOのある暮らし」をテーマに、 先祖から代々大切に受け継がれてきた唐長文様を紙以外の素材へも表現し、インテリア、ファッションなど他者とのコラボレーションも積極的に行っている。2004年開業のココン鳥丸ビルのファサードには、唐長文様の天平大雲が使われており、京都のランドマークとなっている。 同年よりそのビル1階にあるKIRA KARACHOショップをプロデュース。2015年9月、初エッセイ「京都の時間」(講談社)を刊行。