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東武トップツアーズは、地方創生をテーマにリアルとデジタルが融合した実店舗を展開するコネクテッドコマース(東京都渋谷区)と業務提携し、4月に「AZLM TOBU池袋店」を開業すると発表した。リアル体験とデジタルの仕掛けを生かしたマーケティング空間を整備し、日本各地の「良い」の発信に寄与する。
AZLMは「From A to Z’Live Marketing」の頭文字の引用で、リアルとデジタルが融合した未来型の新たな空間活用の形を提案する。AZLM TOBU池袋店は日本各地の良いモノやサービス、体験を発信する「地方創生をテーマにしたプロモーション特化型店舗」として、店内での地域の特産品や企業PRの展示、店頭イベント、店舗壁面の大型サイネージの活用などを通した情報発信の一翼を担う。同店舗にはNTT東日本の技術を採用し、ICT環境を構築。セキュア環境下でのデータ解析、AI技術基盤の提供を実現することで来店者の年代や性別、商品への興味・関心の度合いなどを数値化し、それらの各データを出展者へ提供し、商品開発や販売戦略の立案などに活用してもらう。「首都圏で期間限定のポップアップストアを開設する際のネックとなっていた準備や費用などの課題を解決し、1日平均142万人が乗降する全国有数のターミナル駅『池袋』でアピールしたい自治体や企業の要望に応えたい」と同社。
店舗面積は約63平方メートル。展示区画は約296区画(1区画当たり横幅25センチ×奥行き25センチ×高さ30センチ)で、月額利用料1区間3万円(消費税別)。出店等に関する問い合わせは同社池袋駅支店TEL03(3986)8515。
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