インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)は19日、ラグジュアリー・ブティックホテル・ブランド「キンプトン」を日本で初めて冠するホテル「キンプトン東京・新宿」を2020年に開業すると発表した。
同ホテルは、IHGの日本国内運営会社であるIHG・ANA・ホテルズグループジャパン(東京都港区、ハンス・ハイリガーズCEO)とツカダ・グローバルホールディング(東京都新宿区、塚田正由記社長)が運営委託契約を締結し、運営する。同日開いた記者会見で、IHGヨーロッパ中東アジア&アフリカ(EMEAA)のケネス・マクファーソンCEOと塚田社長が契約書に署名した。
キンプトン東京・新宿(東京都新宿区西新宿3の4の7)は162室を予定。パークハイアット東京と京王プレッソイン新宿の近隣に建築中だ。最大300人を収容する3カ所の宴会場、多機能型チャペルなどを設ける。
塚田社長は「東京五輪に向けて2020年初頭に開業する。モダン・ラグジュアリーな体験を国内外からの宿泊客に提供する」と意気込みを語った。塚田氏は、ウェディング・レストラン・ホテル事業などを行う東証一部上場企業、ベストブライダルの社長。ホテル事業では、インターコンチネンタル東京ベイ、ストリングスホテル東京インターコンチネンタル、ストリングスホテル名古屋、サーウィンストンホテルの4ホテルを運営している。
握手を交わす塚田社長(左)とマクファーソンCEO