帝国データバンクによると、不動産やホテル事業を展開するユニゾグループの持ち株会社、ユニゾホールディングス(東京都)は、9日に東京地裁から再生手続き開始決定を受けた。
同社は、旧・日本興業銀行系の不動産会社、常和興産のビジネスホテル部門として1977年(昭和52年)5月に設立された。2004年3月に常和興産グループの再編に伴い、常和興産と常和ビルディングを吸収合併。ホテル事業は新設のサン・ホテル(現ユニゾホテル)に会社分割し、同社は常和ホールディングスに商号変更の上、持ち株会社となっていた。09年6月に東証2部へ上場、11年2月には1部指定となり、15年7月には現商号に変更していた。
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