彩園 煌（きらめき）
建築資材の大手、大建工業は、機械すき和紙を使用したインテリア畳「ここち和座（わざ）」シリーズを旅館・ホテルに販売している。中でも、「彩園 煌（きらめき）」は「モダンで美しい新たな畳空間を提供できる」としてその提案を強化している。
ここち和座シリーズは、厚さ12～13ミリという薄畳ならではの優れた施工性に加え、カビ、色あせ、汚れに強いといったメンテナンス性能が、旅館・ホテルから評価されている。
彩園 煌は、同社が初めて経糸（たていと）から設計した柄で、経糸に光を反射する銀糸を使用した。耐久性やメンテナンス性などの従来の性能はそのままに、照明や自然の光を反射することで表面がきらきらと輝き、「モダンで美しい新たな和空間を演出する」と同社は話している。
また、「インパクトがある外観のインテリア畳をラインアップすることで、こだわりの畳を求める宿泊客への新たな選択肢として提案したい」としている。
ラインアップは「置き敷き」と、「敷き込み」の二つのタイプを用意した。
置き敷きタイプは、フローリングの上から置くだけで手軽に畳の床座スペースを設けることが可能な完成畳だ。裏面に防滑処理を施しているため滑りづらく、不要なときは簡単にしまうことが可能で、柔軟に運用できるのが特徴。
通常、畳の厚みは55ミリとされているが、敷き込みタイプは一般的なフローリングと同じ12ミリに設定。通常の畳では、和室を設けるために下地を他の部屋よりも深く施工する必要があるが、敷き込みタイプはその必要がない。
銀白、墨染、灰桜の3色のカラーバリエーションがある。
彩園 煌（きらめき）
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