メキシコで近年人気急上昇中の観光地、グアナファト州から州観光大臣のテレサ・マタモロス氏が来日し、10月30日に旅行会社を対象とした観光セミナーを帝国ホテル東京で開いた=写真。
メキシコ中央高原に位置するグアナファト州には、1988年にユネスコ世界遺産に登録されたカラフルなコロニアル都市「グアナファト」と、芸術家の集まる街「サン・ミゲル・デ・アジェンテ」の二大観光都市がある。両都市最寄りのパヒオ空港へはメキシコシティから空路で1時間、バスで4時間。
マタモロス観光大臣は、「グアナファト州にはトヨタ、マツダ、日野、ホンダの自動車工場があり、毎年80万台が生産されている。日本人も2300人住んでいて、私の自宅の隣人も日本人だ」と述べ、日本と同州の緊密な関係をアピール。「日本人ビジネスマンに加えて、日本人観光客も大歓迎する」と述べた。
同セミナーは、欧州ツアーだけでなく中南米ツアーの地上手配も行っているランドオペレーターのミキツーリストが受託して開催。観光大臣自身によるおすすめ観光スポットの紹介、ミキツーリストによるモデル周遊プランの紹介、アエロメヒコ航空による空路アクセスの紹介などを行った。
テレサ・マタモロス観光大臣