
濃飛乗合自動車(濃飛バス、岐阜県高山市)は1日、昔懐かしいボンネットバスを使用した飛騨高山の里山巡りツアーを始めた=写真。バスは1967年製造で、同社は「現役で走る姿を見られる貴重な機会」と話している。
観光庁の「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」を活用する実証運行で、観光客や地元住民に飛騨高山の魅力を再発見してもらうことを目的としている。
JR高山駅前のバスセンターを発着地とし、市内各地域の里山を約1時間半かけて巡る。料金は大人、子どもとも1100円。予約制で、定員は1便当たり15人。1日2便運行する。ツアー終了後20分ほど写真タイムを設ける。
古いため冷房設備がなく、「熱中症対策をして参加して」と呼び掛けている。