和歌山県那智勝浦温泉のホテル浦島は、一昨年から取り組んできた本館の耐震改修工事が完了し、4月上旬にリニューアルオープンした。併せて本館のロビー回りを改修したほか、日帰り入浴客からの要望が多かった昼の食事会場を新設した。名称は「Urashima Food Hall(浦島フードホール)」。
浦島フードホールは、昼食と併せ、朝食会場としても使用。「名物の天然洞窟温泉のご入浴とともに利用してほしい」と同館。南紀勝浦は、近海まぐろの水揚げが日本一の町として知られるが、そういった勝浦ならではの新鮮な魚介を使った料理などを用意する。
今回のリニューアルにより客室などの施設面は以前より縮小したが「目が行き届く面もあると思う。社員一丸となって、ホテル浦島の新たなブランドを再構築していきたい」と話す。
現在は、新型コロナウイルスの影響で平日を休館にし、営業は土日のみ行っている。6月1日からの通常営業の再開を予定しているが、新型コロナの終息が見通せない場合はそれ以降も平日休館の可能性は残る。
詳しくは、問い合わせてほしいと同館TEL0735(52)1011。
浦島フードホール