ホテル協会、春季総会で五輪受け入れ推進を確認


小林会長

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 日本ホテル協会(小林哲也会長・帝国ホテル会長、245会員)は3月18日、春季通常総会を東京都千代田区の帝国ホテルで開いた。インバウンドの促進や東京オリンピック・パラリンピックの受け入れの充実などを重点施策とする今年度(2014年1〜12月)の事業計画などを確認した。

 小林会長は景気の回復感やオリンピック・パラリンピックの東京開催決定を踏まえ、「長い冬の時代が終わり春の息吹が感じられるようになった。この絶好の機会を逃さず創意工夫をこらし、社業を発展させてほしい」と会員に呼びかけた。

 事業計画に盛り込んでいるインバウンドの促進などに向けては、昨年9月に開いた理事会の中で、オリンピック・パラリンピック受入委員会、インバウンド推進委員会を新設。受け入れ態勢やプロモーションの強化などの具体的施策を検討して実施に移していく。

 また、昨年、ホテルのレストランなどで起きたメニューの不適正表示問題に関しては、小林会長があいさつの中で「管理態勢の確立、従業員教育の徹底による再発防止に取り組む」と強調。協会では、メニューにかかわる法例などの基本事項を周知するため、ハンドブックを作成し、会員に配布を始めている。

小林会長
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