
帝国データバンクによると、今年度上半期(4~9月)のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は67件で、前年同期比139.3%増加(39件増)した。半期を終えた時点で前年度1年間の合計(70件)に迫る水準となった。9月単月は7件で、前年同月比2件、前月比3件それぞれ増加した。
負債総額は535億9千万円。前年同期比で529.1%増と大きく増加した。ただ、前年度下半期比は1.3%減少した。9月単月は前年同月比115.5%増、前月比57.3%減の13億600万円。
新型コロナウイルスが感染拡大した今年4月に21件と、東日本大震災直後の2011年5月(20件)以来の20件台となった。
今年1~9月の累計は、件数が前年同期比91.5%増の90件。負債総額が同255.1%増の590億1千万円。