
帝国データバンクによると、今年上半期(1~6月)のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は36件、負債総額は143億2100万円だった。件数は前年同期比10.0%減(4件減)。額は同40.9%減(99億1千万円減)と大きく減少した。
上半期の件数は、2016年(39件)を下回り、この10年間で最少となった。下半期も含めた半期ベースでは、昨年下半期(35件)に次ぐ少ない数字となった。
負債総額は半期ベースで、この10年間で最少となった。
単月の倒産件数は18カ月連続の1桁台。また単月の負債総額は6カ月連続の100億円未満。件数、額ともに低水準が続いている。
年間の倒産件数は、ここ10年の最多が東日本大震災のあった11年の129件。以降、減少傾向が続き、昨年は75件。
年間の負債総額は09年(1148億800万円)、11年(1012億1500万円)に1千億円の大台を超えたが、このところ低水準となっている。
6月単月の倒産は、件数7件、負債総額81億7千万円。件数は前年同月比22.2%減少(2件減)、前月比75.0%増加(3件増)した。
負債総額は前年同月比322.9%、前月比1413.0%それぞれ増加(62億3800万円増、76億3千万円増)し、今年最高を記録した。
今年上半期の旅行業者倒産、13件・負債9億円
今年上半期の旅行業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は13件、負債総額は9億500万円だった。
件数は前年同期比23.5%減(4件減)。額は昨年3月に「てるみくらぶ」の大型倒産があった関係で同95.5%減(191億5900万円減)と大きく減少した。
6月単月の倒産は件数3件、負債総額2億1900万円。件数は前年同月比、前月比ともに25.0%減少(1件減)。額は前年同月比49.7%、前月比3.5%それぞれ減少(2億1600万円減、800万円減)した。
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今年上半期の全国企業倒産(負債1千万円以上の法的整理)は件数4029件、負債総額9111億1700万円。ともに前年同期比減少した。