帝国データバンクはこのほど、2019年度の「業界天気予想図」をまとめた。ホテル・旅館は前年度に続き7段階で最も良い「快晴」とした。インバウンドの好調が要因としている。
「インバウンドの好調を受け、その受け皿としてホテルの需要が高まり、新規オープンが続く見込み」と同社。
旅行は「快晴」「晴れ」に次ぐ「薄日」で、前年度と同じ判断。「国内旅行はGW10連休やラグビーW杯などに期待。海外旅行、訪日外国人旅行は、FITの強化が重点課題」とした。
100業界、198分野の動向を分析した。19年度の「快晴」はホテル・旅館を含め2分野、「晴れ」は24分野、「薄日」は60分野。
「曇り」は69分野で最も多く、「小雨」はアパレルなど20分野、「雨」は居酒屋・ビアレストランなど19分野。最も低い判断の「雷雨」は出版社・出版取次など5分野だった。