横浜を中心としたホテルの営業担当者の情報交換組織「HSN(ホテル・セールス・ネットワーク)会」は4月18日、設立25周年記念第77回全国大会をヒルトン横浜で開いた=写真。約150人が出席した。
25周年記念シンポジウム「これからのマネジメント戦略」には、パネリストとして、ホテルニューグランド取締役営業本部長総支配人の木曽博文氏、ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜総支配人の阿部泰年氏、ヒルトン横浜総支配人の木村卓也氏が登壇。モデレーターはHSN会前会長で顧問のホスピタリティデザイン横浜代表取締役の石原健氏が務めた。
石原氏は冒頭、横浜地区のホテル数、客室数の現況について解説。「コロナ前にあたる2018年から2020年の主な新規開業ホテルは17軒で5160室。うち2311室はアパホテル&リゾート横浜ベイタワーが占めている。一方、17年から25年の主な閉館ホテルは15軒、2477室。また、24年以降の主な開業予定ホテルは、11軒、1409室以上」とした。
シンポジウムは「人手不足と言われているが~人材確保と離職を防ぐには~」「集客・販売での差別化のポイントは~国内向けとインバウンド対策~」「ホテルマーケットをどう見ているか~ラグジュアリークラスは足りないのか~」の三つのテーマで展開した。
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