ペインは7日、予約管理サービスと連携してシームレスにキャンセル料を請求する特許を取得したと発表した。
キャンセル料の請求・回収業務をデジタル化する『Payn(ペイン)』
『Payn(ペイン)』は、ホテルやレストランなどのキャンセルポリシーを規定している事業者が行っているキャンセル料の請求・回収業務を、かんたんに請求・回収・管理することが可能になるデジタル請求ツールです。
Payn公式サイト
ホテルやレストラン業界を中心に、予約が発生する業界では「キャンセル」に関する多くの問題があります。
予約したお客様が来ない無断キャンセル(ノーショー)問題や、キャンセル料請求の業務負担問題、キャンセル料を請求しても払っていただけない未払い問題など、様々な問題が事業者を悩ませています。
これらの問題を解決するために、2022年10月にキャンセル料の請求・回収業務をデジタル化する『Payn(ペイン)』をリリースし、宿泊施設や飲食店を中心に様々な事業者に現在ご利用いただいております。
特許の概要
今回当社では「様々な媒体から予約データを取得し、シームレスにキャンセル料を請求することが可能になる技術」の特許を取得いたしました。
特許概要
【特許番号】特許第7360222号(P7360222)
【登録日】令和5年10月3日(2023.10.3)
【発明の名称】プログラム、情報処理装置、製造方法、情報処理方法
予約が発生する業界では様々な予約サイトや、これらの予約を一元管理する予約管理サービス(宿泊業界ではPMSやサイトコントローラー、飲食業界では予約台帳など)が存在します。
これまでのキャンセル料の請求業務は、これらの媒体から予約情報を確認し、手動で請求書等を作成し請求する必要がありました。
本発明では、様々な媒体からAPIやCSV等を通じて予約データを取得することで、請求先の特定から請求書作成、その後のメッセージ送信など一連のキャンセル料請求業務をシームレスにすることが可能になります。
特許を活用したサービスもすでに提供中
本特許はすでに昨年の3月にリリースした「Payn Connect」というサービスに実装し、顧客に対し提供しております。
自社サービスにキャンセル料の請求・回収機能を追加することができる『Payn Connect』をリリース
以降、PMSやサイトコントローラーなど様々な予約管理サービスとの連携を実現し、今後もさらなる拡大を予定しております。