
和歌山県とJR西日本グループは、大阪・関西万博の開催に合わせて「プラスワントリップ和歌山キャンペーン」を開催する。同県の魅力を楽しめるさまざまなコンテンツを用意する。期間は4月13日から10月13日まで。
同県を格安で巡ってもらう商品を造成。デジタルパス「和歌山満喫わくわくパス2」は、京阪神エリアと和歌山全域を鉄道とバスを使って周遊するもの。「KANSAI MaaS」で販売し、価格は8500円。
万博1日券と大阪、和歌山での各1泊がセットになった旅行商品を首都圏、中国、九州各地区の日本旅行店頭、提携販売店で販売する。
訪日客向けには、観光周遊券「Have Fun in和歌山Pass」で利用できる施設を拡充。和歌山城、くじらの博物館、くしもと観光周遊バスなどを追加する。
万博会場の関西パビリオンに和歌山ゾーンを設置。「和歌山百景」をテーマに、同県の文化、芸術、自然、産業や、これらに携わる人々をゾーン内で表現する。
万博会場での催事は、同県の地場産業などの歴史や技術を発信する「和歌山WEEK」を4月30日から5月3日まで、EXPOメッセ「WASSE」で開催。10月3日は「和歌山DAY」として、同県の歴史、文化などの魅力をステージ(EXPOホール「シャインハット」)から発信する。
同県内では子供たちや著名人の万博の思いが描かれたメッセージフラッグを掲出したり、JR和歌山駅ビル「和歌山MIO」の壁面を万博カラーにライトアップ(3月7~20日)するなど万博開催の機運醸成を図る。