ブロックチェーンのINDETAILと電縁、宿泊施設向け多言語対応スマートチェックインサービス「maneKEY(マネキー)」発表


 ブロックチェーン活用コンサルティングのINDETAILと電縁は11日、宿泊施設向け多言語対応スマートチェックインサービス「maneKEY(マネキー)」を発表した。

ロックチェーンに関する活用コンサルティング、実証実験支援、製品開発などを行う株式会社INDETAIL(本社:北海道札幌市、代表取締役:坪井大輔、以下「INDETAIL」)とブロックチェーンに関する活用コンサルティング、実証実験支援、受託開発、人材育成支援などを行う株式会社電縁(本社:東京都品川区、代表取締役社長:加藤俊男、以下「電縁」)は、多言語に対応し、宿泊施設におけるチェックインをスタッフ応対に頼らず円滑に実施するためのスマートチェックインサービス「maneKEY(マネキー)」を共同事業として開始することを発表いたします。
なお、当開発は中小企業等経営強化法に基づく異分野連携新事業分野開拓計画「新連携」に認定されております(2018年6月8日)。

 

スマートチェックインサービス「maneKEY」スマートチェックインサービス「maneKEY」

■サービスの開発背景
日本全体が人手不足に陥る中、宿泊業界でも人手不足は深刻な問題となっています。また、昨今の訪日外国人の増加に対し、宿泊施設側の外国語対応はいまだ不十分であり、訪日外国人にとっては十分な情報や満足のゆくサービスを十分に提供しきれていないのが実情です。東京オリンピックや大阪万博、IRカジノの解禁などを控えている日本の宿泊業界にとっては、人手不足と外国語対応への遅れという課題は切実さを増していくと考えられます。
本来は、外国語対応に長けたスタッフを増員、配置することで解決したいところですが、そういった人材の獲得は容易ではなく、地方の宿泊施設となるとその難易度はより一層高まります。
さらに、新型コロナウィルスの世界的な流行を受けた衛生面への不安から、対人サービス全般においては、お客様にとっても、事業者側にとっても、対面での接触機会を極力減らす配慮が今後強く求められるようになると予想されます。

そこで当サービスでは、多言語に対応したチェックイン、および鍵の提供を無人で行うことを可能としています。 また、宿泊情報の管理も安全で信頼性の高いサービスを提供します。これにより新たに人材を獲得せずとも外国人 旅行客の受け入れを実現し、クラウド上での情報管理が可能なソリューションを開発しました。

■サービス内容

Overview maneKEYOverview maneKEY

maneKEYは、直感的な操作性に優れたタブレットと、AIを駆使した顔認証技術による本人認証を導入し、従来は人が行っていた宿泊施設のカウンター業務をIoTが担うことで、宿泊客様にスムーズなチェックイン体験を提供するとともに、無人化により宿泊施設の運営業務を省力化します。
また、スマートロックとの連携によって鍵の受渡しも作業レス化し、遠隔でのシステムチェックを可能とします。
主要機能は以下の通りです。

予約

  • 事前登録機能(宿泊台帳に必要な情報を、宿泊客様が施設到着前にスマホやPCで登録)
  • 予約完了時に宿泊客様へ送信するウェルカムメッセージの自動生成・自動翻訳機能
  • チェックイン用QRコード発行

チェックイン

  • QRコードでの簡単チェックイン(宿泊客様が予約情報を確認する)
  • AIによるパスポート自動読み取り・本人認証
  • 本人確認用の顔写真の自動撮影

チェックアウト

  • QRコードでの簡単チェックアウト
  • INDETAIL、電縁の協業
 
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