フェアフィールド・バイ・マリオット、1000軒目のホテルを開業


 フェアフィールド・バイ・マリオットは、1000軒目のホテルを開業したと発表した。

 フェアフィールド・バイ・マリオットは、1000軒目となるホテルを開業したことを発表いたしました。フェアフィールドはこれにより、マリオット・インターナショナル(本社:米国 メリーランド州、社長兼最高経営責任者:アーニ・ソレンソン)が展開するブランドポートフォリオにおいて、コートヤード・バイ・マリオットに続き二番目に1000軒を達成するという大きな節目を迎えたブランドとなりました。フェアフィールドは近年、中国、日本、メキシコ、インド、アメリカを筆頭にグローバル規模で急速な成長を遂げており、この度、フェアフィールド・イン&スイート・デンバー・テックセンター・ノース(米国)が1000軒目のフェアフィールドとして誕生いたしました。当ブランドは2021年までにさらに300軒以上のホテル開業を控え、大規模な拡大を展開し続けてまいります。

 「今こうして1000軒目のフェアフィールドが開業したことで、フランチャイズのオーナー様やお客様と一緒にこの強力なブランドの人気をさらに高めていけると考えております。フェアフィールドは、フランチャイズの皆様にとっては多くの魅力があり、旅先がどこであろうと心地よくシンプルで一貫性のある体験を求める旅行者にも共鳴を得られるブランドであります」(マリオット・インターナショナル 北アメリカセレクトサービス&長期滞在ブランド最高開発責任者、エリック・ジェイコブスのコメント)

フェアフィールドは、マリオット一家の憩いの場であったフェアフィールド農場で代々受け継がれてきた格式ある伝統や、そこを訪れるゲストに心地よくシームレスな体験を届けるため、温かさとシンプルさに焦点を当てた環境を創り出す、という信念のもとに誕生しました。また、フェアフィールドは新たにモダンなロゴを導入したほか、温かく落ち着きのある感性とフェアフィールド農場が持つ独自の感性にインスピレーションを受けた、「シンプルであることの美しさ(The Beauty of Simplicity)」というコミュニケーションプラットフォームや、「モダンカーム(現代的な落ち着き)」と名付けられた新たなインテリアのパッケージプランを導入いたしました。フェアフィールドは、無料の温かい朝食から質の良い眠りまで、フェアフィールドブランドのサービスと宿泊施設に支えられています。もしもゲストが滞在に満足していない場合は、それを正すことをお約束します。

 「フェアフィールドが世界で拡大を続ける中、私たちは今後も継続してブランド創業からの方針である、すべて
の言語や文化に通じる“温かみのあるおもてなし”や、まるで家族に接するような親しみのある接客サービスを提供してまいります。『シンプルであることの美しさ』の導入は、フェアフィールド農場でのブランドの伝統により呼び起こされる感情というものを繋げていってくれることでしょう。お客様を何度もホテルに戻って来たいと思わせることは、ごくシンプルなことを誠実にお届けすることから始まるのです」(マリオット・インターナショナル クラシックセレクトブランド・シニアヴァイスプレジデント兼グローバルブランドリーダー、ジャニス・ミルハムのコメント)

すべては農場から始まった:フェアフィールド1000 軒までの軌跡

 フェアフィールド・バイ・マリオットは、ジョン・ウィラード(JW)とアリス・マリオットが、成長し続けるビジネスによる毎日の忙しさを一瞬でも忘れることのできる、落ち着いた休息の地として1951 年に購入した、フェアフィールド農場からインスピレーションを得ています。こうした休息の感性が、1987 年にブランドを立ち上げるきっかけをマリオットに与えたのです。

創設以来、フェアフィールドブランドは、フランチャイジーにとってもゲストにとっても利用価値のあるフェアフィールドブランドに信頼を置いていただいたオーナーや開発者の方々と密に協力することで成長を遂げてまいりました。マリオット・インターナショナルが当ブランドをモダンな今の時代に合わせて進化させるにあたり、メリーランド州コロンビアに拠点を置くベイウッド・ホテルズに代表されるようなオーナーの方々に、新世代に向けたプロトタイプを開発するなどブランド進化のためのサポートを賜ることで、ブランドの魅力を高めてまいりました。ベイウッド・ホテルズは、この度の1000 軒目のフェアフィールドホテル開業により、マリオットがフェアフィールドのブランドの歴史を塗り替える節目を共に迎えることができました。

「マリオット・インターナショナルとともに歴史を創り上げることができ光栄に思います。2004 年に当社初のフェアフィールドをメリーランドの郊外にオープンし、すさまじい成功を遂げる姿を目の当たりにしてきました。過去10 年でさらに数軒のフェアフィールドを開発し、マリオットとの素晴らしいパートナーシップとともにブランドを最大限活かすことで大きく成功したホテル会社を築き上げることができる、と認識しました。15 年経った今でも、当社はフェアフィールドに絶大な信頼を寄せています。今後さらに2 軒が開業予定となっており、その他のマリオット・インターナショナルのブランドも展開を広げて行く予定です」(ベイウッド・ホテルズ代表取締役社長、アル・パテルのコメント)

北米は依然として力強い成長地域

  フェアフィールドブランドは、当ブランドホテルの大多数が集中しているアメリカ国内において、330 軒以上のホテル開業を控えており、今後3 年間で36%拡大すると想定されています。どのような市場でも成功できるようデザインされているフェアフィールドは、ニューヨークのマンハッタンからカンザスのマンハッタンに至るまで、大都市と小規模な町の双方のロケーションでの開業を計画しています。カナダにおいては、今後3 年間で50%の拡大を図ってまいります。

最大のマーケットである北米でのブランド成長を助長させるために、当ブランドは、通常ではあまりターゲットにしないような小規模マーケットにおいても、フランチャイジーの皆様が戦略的な視野に入れられるような新たなフェアフィールドのプロトタイプを導入いたしました。新たなプロトタイプでは、現在の約110室の構造ではなく約80室の構造を取り入れております。

1000軒という節目を迎える事を記念して、アメリカとカナダのすべてのフェアフィールドのホテルでは、5月の1カ月間にわたり、チェックインの際にゲストの皆様にブラウニーを無料で贈呈いたします。こちらのオファーは、フェアフィールド農場でアリス・マリオットが友人や家族をもてなす際にブラウニー焼いていたという有名なエピソードから発想を得て企画されたものです。さらに、世界各地の全フェアフィールドにおいて、5泊分の無料宿泊をプレゼントする予定です。抽選方法などより詳細な情報に関しては、FairfieldStore.com/win(5月1日より開設)をご参照ください。

アジア太平洋地域での急速な成長達成

 フェアフィールドは、インバウンド観光客が急増している日本において、多くの観光客がこれまで以上に訪れるであろうと見込まれている全国各地の“第三の市場”において、建物の一部を工場生産するというという革新的な技術を駆使した十数軒のホテルを、2020年に開業する予定です。

中国では、2017年にフェアフィールド・バイ・マリオット南寧南湖公園が開業し、中国国内のブランドデビューを飾りました。韓国では世界最大のフェアフィールドホテルとなる、フェアフィールド・バイ・マリオット・ソウルが誕生し、続いてさらに1軒が開業したほか、今後2軒が開業予定となっています。また、インドでも当ブランド成長に力を入れており、このほど開業したフェアフィールド・バイ・マリオット・ゴア・アンジュナを含め14軒のホテルが開業しており、今後8軒が開業する予定です。

カリブ海域及びラテンアメリカでの拡大

  当ブランドはカリブ海域及びラテンアメリカにて、現在13軒のホテルを展開しているほか、今後16軒の開業を予定しており、拡大を継続してまいります。2021年までには、フェアフィールドが中南米のコロンビア、コスタリカ、ペルー、チリの4つのデスティネーションにおいてデビューする予定です。

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第37回「にっぽんの温泉100選」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2023年度「5つ星の宿」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第37回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2023 年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月22日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒