ビジホのクラッドシステムズ、民事再生法適用へ

  • 2021年3月14日

 帝国データバンクによると、ビジネスホテル運営のグラッドシステムズ(大阪市都島区)は1月29日に大阪地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全、監督命令を受けた。

 同社は、大阪の工務店が1985年6月から運営していた「大阪シティホテル京橋」の事業を分社化する形で2009年5月に設立。ビジネスホテルの運営を中心に、太陽光の売電を行うほか、僅少ながら損保代理店事業も手掛けていた。主力のホテル事業では「大阪シティホテル京橋」や「ホテルグラッドワン京都七条」など複数の施設を運営し、各施設とも駅近の好立地であったことからビジネス利用客やスポーツ団体、旅行客など幅広い層の宿泊客を獲得。特に大阪の繁華街、京橋のホテルは「大阪ビジネスパーク」の近くに位置し、近隣の飲食店とも関係性を深めていたことで地元住民からも親しまれ、外国人観光客の利用も増えた19年2月期には年収入高約8億4000万円を計上していた。

 しかし、コロナ禍において宿泊客が激減し、一気に資金繰りが悪化。緊急事態宣言下には休業を余儀なくされるなど、厳しい経営状態を強いられていた。徹底した経費削減など業況改善を図る中、一時はGo Toトラベルキャンペーンなどにより宿泊客に戻りが見られたものの、第3波と同キャンペーンの一時停止によって年末ごろからキャンセルが相次ぎ、再び宿泊客は低調に推移。先行きの見通しも立たないことから、民事再生による再建を図ることとなった。

 負債は申請時点で約9億7100万円。

 なお、今後はスポンサー支援による再建を目指す方針で、現在スポンサーを探索中。

 
新聞ご購読のお申し込み  ベストセレクション

 メルマガ申し込み

注目のコンテンツ

第35回「にっぽんの温泉100選」発表!(2021 年12月20日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位別府八湯

2021年度「5つ星の宿」発表!(2021年12月20日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?

第35回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2022年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2022年度「投票した理由別・旅館ホテル100選」(2022年1月17日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

観光経済新聞の人材紹介

  • 旅館・ホテルの人材不足のお悩み無料相談はこちら
Visit Us On FacebookVisit Us On TwitterVisit Us On YoutubeVisit Us On Instagram