ヒルトン東京は、新デザートフェア「アリスinローズ・ラビリンス」を9月6日から開催する。
2016年に開催されたアリスのフェアに始まり、約1か月半で2万9千人の来館者数を記録した2018年の「アリスinハロウィーン・トリック」と「アリスinクリスマス・マジック」に続く今回のフェアは、薔薇と鏡の迷宮に迷い込んだアリスが遭遇するちょっぴりダークなトラップ(罠)と、トリッキーな鏡の世界、そしてその先にある甘美なお茶会をイメージ。エグゼクティブ・ペストリーシェフ播田 修が手掛ける芸術的なデザートと、ヨーロッパ貴族の館を思わせる美しい空間演出で創り上げる世界は、可愛いだけではない、思わずため息がもれるほど美しいもう一つのアリスの物語の魅力を余すところなくお届けします。
まるで迷路のように複雑に入り組む大輪の薔薇、うっとりするような香りに包まれて花びらの中を進んで行くとそこには魔訶不思議な世界が広がっていた。ヴァローナのビターチョコレートのムースでブラックベリー&ブルーベリーのジュレを包み込み、繊細なチョコレートでラビリンスを表現した『ハッターが待つラビリンス・ノワール』(※1)は、真っ赤なクッキーベースと、ムースの中に忍ばせたフリュール・ド・セルの塩加減がアクセントに。まるで王冠を乗せるピローのようなフォルムとレースを思わせるチョコレートがエレガントな『アリスのハート・ラビリス』(※2)は、コクのあるアッサムティーとミルクチョコレートのムースの中に薔薇のエッセンスとバニラでコンポートした洋梨とリンゴが爽やかです。薔薇の花びらを散らしたような『ローズ・トラップ』(※3)は、ザクロのシロップを染みこませたスポンジで作る苺のショートケーキ。ビュッフェ台には白薔薇仕立ての甘くないケーキ風パンも並び、アリスを惑わせます。『女王陛下の称号』は、ラズベリー&カシスのジャムを塗ったアーモンドタルトにマロンのババロアを合わせ、薔薇の女王と称されるダマスクローズの香りをまとわせた気品漂う一品です。
お皿に盛り付けても可愛らしいスモール・ポーションでご用意するスイーツは、白ワインのムースに無花果、プラム、カスタードのペーストを忍ばせた『クイーン・アリスの御成り』、ジンジャーを効かせたココナッツムースとレモンクリームのタルト『しっぽが隠れない!白うさぎのトラップ失敗』、ラムレーズン風味のマドレーヌ『ベビードール ハニートラップ』(※4)や赤スグリの酸味とメレンゲの甘さが絶妙な『タルト・プチローズ』(※5)他、定番の『ドリンク・ミー』やテリーヌ・ショコラで作る『ハッター』(※6)などもお楽しみいただけます。
その他にも『胡桃とキャラメルのスコーン』などの焼き菓子、『ブラック・タピオカ入りフロマージュブラン』を含むグラススイーツ、真っ黒の『チャコール・ソフトクリーム』、3種類のチョコレートファウンテンと、バラエティに富んだセイヴォリーも登場します。ブリオッシュにトリュフ風味のベシャメルソースをサンドし、チーズを白い薔薇の花びらのようにあしらった『ローズ・トラップ』(※3)、海老とライムでマリネしたグレープフルーツにコリアンダーを効かせた『タルトだけど甘くないよ』、更にヒルトン100周年クラシックメニューより『ブラウニー&ベルベッド』などもお楽しみいただけます。
ドリンクは通常のコーヒーやカプチーノなどのセレクションに加え、ドイツの高級紅茶ブランド「ロンネフェルト」の紅茶10種類を新たにご用意します。「アッサム」や「ダージリン」はもちろん、「アイリッシュモルト」や「バニラチャイ」など、デザートとの相性のよい紅茶を含む約20種類をお楽しみください。芸術の秋、グルメの秋に相応しいアフタヌーンティータイムを耽美なアリスの世界観と共に優雅にお過ごしいただけます。
【「アリスinローズ・ラビリンス」デザートフェア 概要】
■会場: 「マーブルラウンジ」(ヒルトン東京1F)
■期間: 9月6日(金)~11月6日(水)
■営業時間: 2:30pm – 5:30pm
■料金: お1人様¥3,800 土・日・祝日¥3,950 ※消費税、サービス料別途
■メニュー: アリスをテーマに贈る30種類以上の スイーツ&セイヴォリーと約20種類のドリンクセレクション
■ご予約: ウェブサイト https://www.hiltontokyo.jp/plans/restaurants/sweets/marble_lounge_1907
【エグゼクティブペストリーシェフ 播田 修】
1979年生まれ。東京製菓学校を卒業後、2005年に渡仏。MOF(フランス国家最高職人賞)シェフ、エリ・カゾウシュスに従事後、06年からはパリの5ツ星ホテル「ル・ムーリス」でミシュラン3ツ星シェフ、ヤニック・アレノ氏のもと様々なデザート部門に携わった後、アシェット・デセールを担当しました。また、同期間にフランスで最も権威のある製菓コンクールの1つである「ルレ デセール シャルル プルースト杯」にて06年入賞、09年には「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」の国内予選ショコラ部門で入賞を果たしました。帰国後は、徳島県にある実家のペストリーショップ「ナッツベリーファーム」にてシェフ・パティシエを務め、2017年1月よりヒルトン東京のエグゼクティブペストリーシェフに就任しました。