
ヒルトンは、「グローバル・ボランティア週間」で千葉の児童養護施設の外遊びスペースを整備した。
ヒルトンでは、社会的影響と環境への取り組みを2本柱とし、持続可能な旅行を世界規模で再定義し推進する「トラベル・ウィズ・パーパス(Travel with Purpose)」を企業責任戦略として掲げています。ヒルトンの「グローバル・ウィーク・オブ・サービス」は、地域社会とともに成長・発展していくことを目指して、ヒルトンが年に一度、世界規模で、支援を必要とする地域社会の人々をサポートするためにボランティア活動に従事する週間です。
今年の「グローバル・ウィーク・オブ・サービス」の一環として、ヒルトンの日本・韓国・ミクロネシア地区リージョナル・オフィスから約80名が参加して、児童養護施設「千葉みらい響の杜学園」の広大な空き地にある外遊びスペースの片付け、整地作業を行いました。さらに手作りの池やフェンス、複合遊具などを設置しました。
ヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区 運営最高責任者のティモシー・ソーパーは今回の活動について、次のように述べています。「『グローバル・ウィーク・オブ・サービス』は、ヒルトンという組織にとっても、そこで働くチームメンバーにとっても、極めて重要な取り組みです。私たちは普段、日本をはじめ世界中の人々にホスピタリティを提供しています。今回の活動を通じて、このように地域に貢献できる機会を持てることを嬉しく思います。またヒルトンのチームメンバーが一丸となって活動することは、チームワークを醸成するにもとても効果的です。」
また、災害被災地や支援を必要としているコミュニティに遊具や遊び場を市民参加型で設置するNPO法人プレイグラウンド・オブ・ホープ 代表理事のマイケル・アナップ氏は、5年目となるヒルトンとの活動について次のように話しています。「私たちはヒルトンと2014年10月から一緒に活動しており、外遊びスペースの整備は今回で13回目となりました。外遊びスペースの整備も含め、これまでに私たちはヒルトンと共に18ものプロジェクトを実施しました。ヒルトンとパートナーを組んで活動することで、ヒルトンのお客様や取引業者の皆さまからもサポートいただき、その結果今日のような大きなプロジェクトが可能になります。ヒルトンやエリオット アドバイザーズ アジア リミテッドといったヒルトンのオーナー様のご理解とご協力に感謝します。」
そして現在36人(未就学児6、小学生17、中学生10、高校生3)の子どもたちが暮らす「千葉みらい響の杜学園」の渡部靖久園長は、「近所の地主さんから提供していただいた空き地を、響の杜の子どもたちと近隣の子どもたちが遊べるようなスペースにするために、職員と地元の皆さんの手で、雑草が伸び放題だった地面を除草する作業から始めて少しずつ開拓してきました。本日、ヒルトンから大勢の方がボランティアに来てくださり、感謝していると同時にとても感動しています。今回遊具を作っていただいた遊び場が、私どもの施設の子どもたちだけではなく、お年寄りから子どもまで地域のコミュニティの場になることを期待しております」と喜びの声を聞かせてくださいました。
複合遊具の製作の様子
ヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区 運営最高責任者 ティモシー・ソーパー(左)
手作りのフェンスを設置している様子
このほか、日本・韓国におけるヒルトングループのホテルでも、「グローバル・ウィーク・オブ・サービス」に、それぞれの地域に貢献する様々な活動を実施しました。
・地域の子どもたちの職場体験、クッキング&サービストレーニング、英語教室
・地域の子どもたちと一緒に、サンゴの苗付けやビーチクリーニング
・地域の子どもたちとの文化交流会や学校訪問
・地域の老人ホームで交流会・地域における清掃活動 など