パレスホテル東京(東京都千代田区)は6月3日から、夏季限定のサマーテラスプラン「Sparkling Delights」を5年ぶりに発売する。皇居東御苑の堀や夜景が間近で見えるテラスで、スパークリングワインのフリーフローとともに楽しめるプラン。メニューは「オーストラリア産仔羊のロティ」「国産牛の串焼き」などの肉料理をはじめ、400度のピザ窯で焼き上げた「マルゲリータ ピカンテ」など食欲をそそる7種。15日に開かれたメディア向け試食会で渡部勝総支配人は、「同プランを通じて丸の内にテラス文化の良さを広めていきたい」と意気込みを見せた。料金は1人1万1千円(消費税込み)。
そのほか、同ホテルでは日本各地の食文化を首都圏に発信することを目的とした、北陸3県の食がテーマのディナーイベント「Essence of Japan」を3回にわたって開催。今年2月に開催した福井県に続き、2回目となる8月30日には、石川県にスポットを当て、輪島市のフランス料理店「L’Atelier de NOTO」のオーナーシェフ池端隼也氏、輪島塗塗師の赤木明登氏、同ホテル齋藤正敏総料理長の3氏のコラボによる一夜限りの特別ディナーを提供する。料金は1人5万5千円(サービス料、消費税込み)。
今年2月には世界有数のトラベルガイド「フォーブス・トラベルガイド」で、日系ホテルで初めて、ホテルとスパの両部門で5つ星を獲得した同ホテル。「最上質の日本」を提供すべく、趣向を凝らしたサービスに日々磨きをかけるという。
サマーテラスプランの料理イメージ