観光庁は4日、バリアフリーに関するソフト面の対応や情報発信に積極的に取り組んでいる観光施設を対象とした「観光施設における心のバリアフリー認定制度」で、東京パラリンピックの日本人金メダリスト2人がそれぞれに認定飲食店を訪問する動画をユーチューブで公開した。2人が「心のバリアフリー」について語る場面なども収録されている。
動画では、東京パラリンピックのマラソン女子(視覚障害)の金メダリスト、道下美里さんが、福岡市の大濠公園で練習した後にたびたび利用しているという飲食店「ロイヤルガーデンカフェ大濠公園」を訪れる様子を撮影した。
競泳男子100メートルバタフライ(視覚障害)の金メダリスト、木村敬一さんが出演する動画では、ミシュランガイドでも紹介された日本料理店、東京都港区の「分とく山本店」を訪れた様子を紹介。接客や盛り付けの工夫などのほか、木村さんと総料理長の野﨑洋光さんが「心のバリアフリー」について語り合う場面も収録されている。
公開中の動画