ハナツアージャパン、韓国語で旅館予約

  • 2009年8月1日

 韓国の大手旅行会社ハナツアー(本社、ソウル市)の日本法人、ハナツアージャパン(東京都港区)は1日、韓国語の日本旅館予約サイト「ジャパンリョカンドットネット」(http://www.japanryokan.net/)を開設した。韓国人個人旅行客を誘客する。韓国語による日本旅館に特化した宿泊予約専門サイトは初めて。

 全国43温泉地の旅館130軒と契約。同日、110軒の宿の予約受付を始めた。「宿の契約件数を絞り、確実に送客をする」(同社企画仕入部旅館チームのオム主任)という戦略だ。

 従来ハナツアーと取引がある旅館を中心に、韓国人旅行客に人気のある地域や、韓国から国際線が乗り入れている空港の近隣温泉地などで韓国人個人旅行客の受け入れに積極的な宿、約200軒に打診。うち130軒と契約した。韓国と地理的に近く、韓国人旅行客に人気のある大分県由布院温泉では9軒、歴史的に韓国とつながりが深い奈良県では4軒の宿と契約している。

 販売用の客室は各宿から毎日最低1室ずつ預かる。同サイトで販売するほか、航空券をセットしたFIT(海外個人旅行)パッケージ商品を造成して販売する。客室販売手数料率は10〜17%。宿への返室は宿泊日の7日前。

 サイト開設の経緯についてオム氏は「韓国人の海外旅行も団体旅行から個人旅行へのシフトが加速している。日本ならではの魅力を何で訴えていくのかを社内で議論し、『旅館しかない』という結論に達した」と話す。韓国語で旅館(ヨガン)は民宿を意味する。同サイトでは温泉旅館や各温泉地の情報も充実させて、日本の旅館への理解を深め、「言葉のイメージから韓国人が抱く価値観のギャップ」(オム氏)を埋める努力をしているという。

 韓国一般旅行業協会(KATA)が今年5月に発表した資料「韓国旅行会社別・内国人観光客の送客実績」によると、08年1年間にハナツアーが扱った海外旅行客数(韓国発)は112万7千人で韓国旅行会社の中で1位。市場占有率は約26%となっている。

 また08年1年間における同社の日本への送客実績は19万6千人。うちパッケージツアーによる送客が67%の13万1千人と多い。実績人数を地域別にみると九州(4万5千人)、関西(2万6千人)、関東(2万3千人)、北海道(1万7千人)の順。

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