
ニュージーランド航空は18日、「エアライン・インダストリー・アワード」で史上初のダブル受賞を果たしたと発表した。
ATW「エコ・エアライン・オブ・ザ・イヤー」賞では、ニュージーランド航空のサステナビリティ(持続可能性)に関する数々の取り組みが評価されました。「プロジェクト・グリーン」による廃棄物削減の取り組み、ニュージーランド各地のコミュニティとの連携および支援、そしてカーボンオフセットプログラム「フライ・ニュートラル」においては業務上のカーボン排出量削減のみならず、ご搭乗のお客様有志にも削減にご協力いただく活動を実施しています。
「パッセンジャー・エクスペリエンス・アチーブメント・アワード」では、ニュージーランド航空の革新的プロダクトであるエコノミー「スカイカウチ」を高く評価いただきました。エコノミー「スカイカウチ」は、3席を一列のソファとして活用でき、ご友人同士やご家族で広くスペースをお使いいただけるものです。
エコノミー「スカイカウチ」はお子様連れのご家族で旅行をされるお客様にご好評いただいており、最近の機能強化によりさらにお気軽にお使いいただけるようになりました。2018年3月に発表した機能変更では、飛行中いつでもお子様が寝そべったままお過ごしいただくことが可能になる小さなお子様専用のハーネスと、さらなる快適性と安全性を提供する新しい専用ポッド(ベビーベッド)を導入しております。これまで大人の乗客向けにご用意していた専用延長ベルトに改良を加え、お子様2名でもエコノミー「スカイカウチ」にお座りいただけるようになりました。
ニュージーランド航空CEOクリストファー・ラクソンは、サステナビリティへの取り組み、ならびに小さなお子様連れのより快適な家族旅行のご提供という2点において、ニュージーランド航空を評価いただけたことは喜ばしいとして、次のように述べています。
「ニュージーランド航空がサステナビリティにおける企業リーダーとして認められたことを、嬉しく思います。組織のあらゆるレベルにおいて社員が積み上げた努力を、高く評価いただくことができました。よい変化を生み出せましたが、さらに発展させていく必要があります」
「ニュージーランド航空の革新性、そして顧客体験の向上に取り組む姿勢をすばらしいと評価していただいたのは、大変名誉なことです」とラクソンは続けます。
ATW誌のカレン・ウォーカー編集長は「ニュージーランド航空は大変優れた、革新的で先駆的な企業です。その精神が、サステナビリティへの取り組みで業界を継続的に牽引している点、そしてエコノミー『スカイカウチ』がさらに改良された点が、今回の受賞につながりました。ニュージーランド航空のリーダーシップと社員の皆さんの努力は、決してとどまることなく、航空業界、引いてはサービス業界においても、世界中に新たな業界基準をもたらすものです」と話しています。
第45回ATWアワード表彰式は、2019年3月26日にニューヨークで開催予定です。
数字で見るニュージーランド航空のサステナビリティ
• ゲートに駐機中の機体に電力供給することで、過去12か月間に7,300トン相当のカーボンを削減
• 社員の出張において、12か月間にわたって8,700トン相当のカーボンを削減
• 「フライ・ニュートラル」プログラムを通じ、お客様のご協力で2018年に約27,000トンのカーボンを削減
• 「プロジェクト・グリーン」により、未開封の飲み物やスナックなど、機内で利用する1,600万個のアイテムを廃棄することなく再利用またはリサイクル
• 2018年に機内やラウンジでの使い捨てのプラスチックアイテムを使用中止。これにより、プラスチック製の歯ブラシ26万本、ストロー3,000本、マドラー710万本、アイマスク26万個の個包装の廃棄物を削減する見込み
エコノミー「スカイカウチ」
エコノミー「スカイカウチ」