旅行業界向けIT、AIサービスを展開するtripla(トリプラ)はこのほど、国の「Go Toトラベルキャンペーン」事業の第三者機関に登録承認されたことを受け、宿泊施設向けのサービスを充実させた。同社の自社ホームページ向け宿泊予約システム「triplaホテルブッキング」を利用する宿泊施設は、同社を第三者機関とすることにより、キャンペーン商品の直販や給付金の申請、受給をスムーズに行えるなど、さまざまなメリットが得られる。
宿泊施設が同キャンペーン商品を旅行会社やOTAを通さず消費者に直販するには、予約記録を管理し、宿泊の裏付けを行う施設外部の第三者機関と連携する必要がある。
triplaホテルブッキングのユーザー宿泊施設がトリプラを第三者機関とした場合、施設の自社ホームページ上でキャンペーン割引の宿泊販売を行えるほか、triplaホテルブッキングに蓄積された予約記録をGo Toトラベルキャンペーン事務局に提出することで、割引分相当の給付金の受給をスムーズに行える。
同社は旅行会社やOTAに支払う手数料が不要な直販を同キャンペーンで可能にしたことで、「収益性の高い予約の増加が実現できる」としている。