トリップアドバイザーは、ソーシャル機能の導入を発表した。
他のアカウントやお気に入りのメディア、ブランド、ソーシャルメディア上のインフルエンサーなどの旅行のエキスパートをフォローすることができます。
ベータ版では、500を超えるパートナーが参加しています - ナショナルジオグラフィック、トラベルチャンネル、ビジネスインサイダー、ゴープロ、ポップシュガー、The Knot、ジャーダ・デ・ラウレンティス、TravelBabbo
ユーザーは、動画や記事、旅行ガイド、口コミなどがパーソナライズされダイナミックに表示される「トラベルフィード」を介して必要な情報を見つけたり共有したりすることができます。
新しいトリップアドバイザーでは、旅行者だけのコミュニティという枠を超えて、ブランド、ソーシャルメディア上のインフルエンサー、メディア等も参加できるようになります。ユーザーは、自分が興味を持った他のアカウントやコンテンツクリエイター達をフォローし繋がることができ、6.61億を超える口コミ情報に加え、新たに写真や動画、記事などにより、感動的で役立つコンテンツを作ることができるようになります。また、旅行中に活用できる詳細な旅行ガイド、旅程、または簡単なまとめなど、「リスト」として作成することができ、非公開として個人で活用したり、公開して一般に共有したりすることもできます。
世界初となる「トラベルフィード」により、トリップアドバイザーのユーザーは、旅行の計画の際、自分が必要とする情報をいち早く見つけ出すことができるようになります。そして、旅行を計画する全工程で、他のアカウントや信用できるエキスパート達のアドバイスやヒントを取り込めます。
ユーザーがトリップアドバイザーのサイト、もしくはアプリでログインをすると、ホーム画面でパーソナライズされた情報がフィード上に表示されます。特定の地域や場所を検索した際、フィード上にはその検索先に合わせた情報が自動的に表示されます。例えば、パリへの旅行を考えているユーザーには、パリのベストレストランに関する記事やインフルエンサーによる“絶対すべきこと”のガイド、フォローしているアカウントのエッフェル塔近くにある新しいホテルについての口コミなどが表示される予定です。
詳しくは、こちら(https://www.tripadvisor.jp/TripNews-a_ctr.NewTripAdvisorJP)をご覧ください。
トリップアドバイザーのCEO兼共同創業者のステファン・カウファーは次のように述べています。「よりパーソナライズしコミュニティと繋がれるものを作ることで、我々は再び旅行業界に新風を巻き起こすことになるでしょう。新しくなるトリップアドバイザーは、ソーシャル機能や素晴らしいコンテンツ、既存の予約機能などが一つになったサイトであり、旅の計画や発見の喜びを一つの体験として融合させるものになります。それぞれの旅の行程で、よりパーソナライズされたヒントや役立つ情報を提供できる情報プラットフォームとなるよう、これからも努めて参ります」
新たにブランドやメディア、インフルエンサーの参画
新しくなるトリップアドバイザーのベータ版には、現在500を超えるソーシャルメディア上のインフルエンサー、有名ブランド、メディア、トラベルパートナーが参加しています。そしてその数は日々増えています。このような多くのコンテンツクリエイターに加えて、トリップアドバイザーの”旅の達人”と呼ばれるチーム、Smarter Travel、Cruise Critic、TheFork.comを含むトリップアドバイザーのメディアグループが個性的なプロフィールを活かしベータ版に参加しています。
これらのパートナーの皆さんは、既に多くのヒントや役に立つ旅行コンテンツをベータ版サイトに投稿し、フォロワーを増やすことや、サイトをより良くするための貴重な意見を提供していただいています。
新サイトで、ユーザーは好きなブランドをフォローしたり、テレビのパーソナリティ&料理店主のジャーダ・デ・ラウレンティス(Giada De Laurentiis)さんやトラベルブロガーのTravelBobboさんと言った有名なソーシャルメディア上のインフルエンサーをフォローしたりすることもできます。
【ブランドの一例】
ナショナルジオグラフィック, コンデナスト・トラベラー, トラベルチャンネル, ビジネスインサイダー & インサイダーガイド, ポップシュガー, Great Big Story (CNNトラベル), Pandora Music, ゴープロ, Goop, NYC & Company (消費者向けツーリズムサイト, nycgo.com), Nashville Music City, and The Knot, 等々。
ナショナルジオグラフィックのコミュニティプロダクト&グロース ヴァイスプレジデントのクリス・ソーマン(Chris Thorman)氏は次のようにコメントしています。「ナショナルジオグラフィックは、コンテンツを購入してくださる顧客に対し、彼らがどこにいてもアプローチしたいと思っています。いつでも、どこにいても、私共のブランドやコンテンツを全てのプラットフォームで利用できるようにしたいと考えています。そしてこの度、旅行者との接点をさらに拡大してくれる、新しいトリップアドバイザーに最初のメディアの一員として参加できることを大変嬉しく思っています。グローバルのメディア企業として、我々は常に周囲をあっと言わせるような記事や写真、動画を共有できる新たな方法を探し求めています。トリップアドバイザーは、まさにパートナーとして最適のプラットフォームです。」
トリップアドバイザーの旅行ツーリズムにおける影響
トリップアドバイザーは、旅行や観光業界への影響力の大きさが増す中、この度新しいサイトについて発表しました。最近の2つの調査では、旅の計画、予約(旅マエと旅ナカ)、旅アトにおいてトリップアドバイザーの活用が増えているとの結果がでました。2017年のオックスフォード・エコノミクスの調査によると、旅行者が予約の意思決定をするプロセスの一環としてトリップアドバイザーの口コミを見ていることから、トリップアドバイザーが世界の観光旅行支出のうち5,460億ドル(10.3%)に関わっていると発表しています。また、comSocreの2018年の調査では、オンラインで旅の予約をする60%もの人が旅の計画や予約の際、トリップアドバイザーのサイトを訪れており、74%の旅行者がホテルを予約する際トリップアドバイザーを利用していると回答しています。