
デルタ航空は4日、TUMIのアメニティキットを刷新したと発表した。
デルタ航空は、ニューヨーク発のフレグランスブランドLE LABO(ルラボ)と新たに提携し、その製品を6月中に「デルタ・ワン」のアメニティキットに製品を採用し、年末までに世界50ヶ所以上の「デルタ スカイクラブ」に配備します。
フランスのグラースで生まれ、ニューヨークで育った「ルラボ」は、“スロー・パフューマリー”フレグランスのブランドとして熱烈な支持を受けています。世界中にあるルラボの店舗では、調香師がお客様に合わせた香りをその場で調合する調合室(ラボ)を一般に公開しています。デルタ航空は、植物ベースのボディ・ヘア・フェイスのコレクションの中から、バジルの香りのハンドクリームとリップバームを採用します。
なお、国際的なビジネス小物、トラベル、ライフスタイルブランドであるトゥミ(TUMI)との強固な提携関係は継続します。トゥミは2013年以来、デルタ航空のプレミアムキャビンのお客様にアメニティキットを提供しています。
さらに6月から、アメニティキットのビニール包装を廃止します。
デルタ航空は、使い捨てプラスチック製品の削減において業界をリードしており、今回のアメニティの刷新においても、サステナビリティを重要視しました。トゥミのアメニティキットからビニール包装を外しただけで、1年間で30,951ポンドのプラスチックごみを減らすことができます。これは、デルタ航空の航空機CRJ-200型機1機分の重量に相当します。このほかにもデルタ航空では、旅行中にさらに環境にやさしい選択肢を提供できるよう努めています。
すべてのシートで、すべてのお客様に、アップグレードしたアメニティを提供
「デルタ・ワン」のアメニティキットの刷新に加え、デルタ航空では、長距離路線の「デルタ・プレミアムセレクト」、「デルタ・コンフォートプラス」、「メインキャビン」のお客様向けのアメニティキットを一新しました。
「メインキャビン」と「デルタ・コンフォートプラス」の新たなキットのパッケージには、世界中のお客様が#SkyMilesLife*(スカイマイルズライフ)に投稿した写真から選ばれた画像が印刷されています。
改良されたアメニティキット:
https://www.flickr.com/photos/142938205@N05/albums/72157708913405858
アメニティキットのほか、近日中にイヤホンやヘッドセットなどの機内製品のアップグレードも予定しています。
アメニティキットのリニューアルは、デルタ航空が進めている顧客エクスペリエンス向上のための数十億ドル規模の投資計画の一環です。これまで、メインキャビンにおいては一部米国内線お食事の無料化やスナックのアップグレード、テキストメッセージ送受信の無料化、機内エンターテインメントの無料化、スパークリングワインの提供、ほぼ全ての機材でのWi-Fiサービスの提供、有料の「フライト フューエル」メニューの改良などを実現してきました。また、デルタ・ワンのアップグレードには、季節毎に変わるシェフ監修のメニューの導入、機内食事前予約の開始、アレッシイ社の食器の導入などがあります。