デルタ航空、環境に配慮した機内用寝具・カトラリー・アメニティーキットを導入

  • 2022年2月4日

 デルタ航空は1月26日、環境に配慮した機内用寝具・カトラリー・アメニティーキットを導入すると発表した。

デルタ航空は、職人による手作りのアメニティキット、リサイクル寝具、再利用可能な生分解性の食器、缶入りのプレミアムワインなど、機内で提供するプロダクトを一新し、より持続可能な航空旅行の未来を築くための取り組みを加速します。これにより、機内で使用される使い捨てプラスチックの消費量を年間約490万ポンド(約222万キロ=標準サイズの自動車1,500台分の重量に相当)削減し、マイノリティや女性が経営する事業への支援を大幅に拡大します。

デルタ航空の執行副社長兼チーフ・カスタマーエクスペリエンス・オフィサーのアリソン・オズバンド(Allison Ausband)は、次のように述べています。「機内プロダクトの変更は、二つの重要な約束を果たすための良い機会となります。一つは、お客様の期待以上のものを提供すること、もう一つは、地球と人間のためにより良い未来を築くことです。今回の機内プロダクトの刷新により、お客様にはユニークなものを提供し、環境への影響を軽減し、私たちが就航しているコミュニティのために雇用を創出することができます。」

この1年間、デルタ航空は米国内の主要市場のサプライヤーとの関係を深め、地元産の食材や地元のレストランのメニューを提供してきました。また、米国で最初の黒人所有の蒸留所であるDu Nord Social Spirits社製品を含め、お飲み物のラインナップを増やしました。

デルタ航空のサステナビリティ担当副社長のアメリア・デルーカ(Amelia DeLuca)は次のように述べています。「デルタ航空は、常に人を最優先に考えて行動しています。この「人」第一主義に基づいて、廃棄物を削減し、サプライヤーを多様化し、コミュニティに貢献することができる新しい機内プロダクトを導入しました。私たちは、地球とそこに住む人々を守りたいと思っています。そして私たちが機内で提供するプロダクトは、このコミットメントを実践するための最新の手段です。」

デルタ・ワンのアメニティキット

デルタ航空は、最上級キャビンである「デルタ・ワン」のお客様のためのアメニティキットを製作するため、メキシコのアパレルブランド、サムワン・サムウェア社(Someone Somewhere)を起用しました。サムワン・サムウェアは、メキシコの伝統的な手工芸と革新的な製品を組み合わせ、B Corp認証を受けた会社で、デルタ航空とのパートナーシップにより、メキシコの最も脆弱な5つの州で250人以上の雇用を創出しました。

新しいアメニティキットは、ジッパーやパッケージなどの使い捨てプラスチック5品目を排除し、年間で最大90,000ポンド(約41,000トン)のプラスチック使用量を削減します。また、同社の職人による生産工程でも、廃棄物を排除し、再生綿を利用しています。

新アメニティキットは、2月から機内に搭載され、キットの中にはサムワン・サムウェア製のアイマスク、グロウン・アルケミスト社(Grown Alchemist)製のリップバームとハンドローション、ハンブル社(Humble Co.)製の竹製歯ブラシなど、サステイナブルでウェルネスに焦点を当てた製品が入っています。なお、グロウン・アルケミスト社の製品は、2022年4月にアルミニウム製パッケージに移行する予定です。

デルタ・ワンの寝具

デルタ・ワンの新しい寝具セットは、100本以上の再生ペットボトルで作られているため、年間で2,500万本の再生ペットボトルを消費することになります。デルタ航空は、100%リサイクルポリエステル(rPET)の寝具を最も早く導入した航空会社の一つであり、寝具用パッケージも再利用可能にしたことにより、使い捨てプラスチックの使用量を年間最大26万ポンド(約12万キロ)削減します。この寝具セットは2021年12月から機内への搭載を順次開始しています。

食器類

デルタ航空では、プラスチックの使用量を削減するために、世界規模で機内用食器の見直しを継続し、天然素材やリサイクル素材を使用した製品を導入する予定です。このプロジェクトは今年後半に完了し、これにより年間のプラスチック使用量は最大で430万ポンド(約195万キロ)削減されます。

デルタ航空では現在、米国内線のファーストクラスで提供しているフレッシュ・ミール・パックとともに、また一部の国際線で、竹製カトラリーを提供しています。今年後半には、すべての国際線のメインキャビンに、生分解性素材を使用した新しい食器と、竹製のカトラリー、プレミアムな紙製のプレースマットを導入する予定です。

これは、機内での使い捨てプラスチック製品を減らすための最新の取り組みです。2018年には、マドラーやストロー、カトラリーの包装など、さまざまな使い捨てプラスチック製品の使用を廃止しました。

缶入りワイン

デルタ航空は、受賞歴のあるワインメーカー、ジェイミー・ベンジガー(Jamie Benziger)氏が率いるソノマのプレミアムワイナリー、イマジナリー・エステート・ワイナリー(Imagery Estate Winery)のアルミ缶ワイン2種を新たに提供します。ジェイミーは、2019年のインターナショナル・ウィメンズ・ワイン・コンペティションでベスト・ワインメーカーに選ばれ、ワイン・エンスージアストの40歳以下の部門でトップ40人にも選ばれました。

デルタ航空は、今月からイマジナリー社のカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネを、アメリカ大陸横断の一部のフライトで提供し、今年後半にはすべての米国内線に拡大する予定です。このアルミ缶ワインの導入により、年間のプラスチック使用量を最大で250,000ポンド(約11万キロ)削減します。また、イマジナリー社のワインは、カリフォルニア・サステイナブル・ワイン・グロウイング・アライアンスの認証を受けた持続可能な栽培方法で生産されています。

 
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