東武トップツアーズは6日、「デジタル田園都市国家構想」に関わる行政、自治体、民間企業向け支援を目的に、CEspace(東京都港区)、情報戦略テクノロジー(同渋谷区)と業務連携契約を締結した。3者で全国DX推進支援を展開する。
同構想は、首都圏に集まるIT企業、デジタル人材が地方との接点を持つ重要性が増す中、各地域の課題を画一的ではなく伴走型で進め、解決を目指すもの。6月7日に閣議決定され、地方での暮らしの向上に資する新サービスの創出、持続可能性の向上などが期待されている。
提携では、同社が各都道府県に持つ事業所ネットワークを生かした自治体、教育機関との連携を図り、CEspaceが展開するTECH人材コミュニティを活用した自治体・企業DX支援、情報戦略テクノロジーが展開するIT企業向けマッチングプラットフォーム事業「WhiteBox」を組み合わせることで、デジタル技術を活用した地方格差の解消につながる取り組みを推進していく方針。